株式会社流通サービス
15年以上の安定稼働で「あって当たり前」の存在に。生協様配送から化粧品ECまで、10拠点・7本のW-KEEPERが支える株式会社流通サービスの物流基盤
- 導入企業
- W-KEEPER
- 綜合物流業
- 関東
10拠点・7本のW-KEEPERが支える株式会社流通サービスの物流基盤
この事例のポイント
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業種
生協向け配送、化粧品・食品の流通加工・受託業務(総合物流業)
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課題
アナログ管理による在庫・情報管理の限界
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導入期間
15年以上
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成果
物流業務を支える基盤として長年安定稼働
アナログ管理から脱却し、事業拡大に伴うシステム化を成功させた背景と、三谷コンピュータとの「パートナー」とも呼べる信頼関係について、経営企画部 業務システムグループ グループマネージャー 佐藤 正晃様にお話を伺いました。
導入前の課題
- Excel・紙・Accessによる自社プログラム中心のアナログ管理
- 先入れ先出しやロット管理への対応が困難
- 事業拡大に伴う情報管理のシステム化
- より精度の高い物流管理体制を構築する必要性
導入後の成果
- 15年以上にわたり安定稼働し、物流業務を支える基盤として定着
- 荷主様ごとの帳票・請求機能・管理項目を柔軟にカスタマイズ
- 通常版・EC版を使い分け、7本のW-KEEPERで10拠点を安定稼働
- EC検品やハンディ端末の活用により、新人スタッフでも短期間で業務を習得
生協様配送から化粧品物流まで支える総合物流企業が抱えていたアナログ管理の限界

流通サービス様の事業内容と、物流サービスの特徴・強みについて教えてください。
結論から申し上げますと、当社の強みは「生協様との長年の信頼関係」と「化粧品・食品に特化した35年以上の実績」の二つです。
売上の6〜7割を占める生協様の配送をはじめ、流通加工や冷凍冷蔵設備を活用した食品の通販・受託業務を大きな柱としています。物流だけで約3,000名規模の人員が在籍し、複数拠点で大規模な運営を行っているのが特徴です。このように幅広い物流サービスを展開する中で、当社では「一度お付き合いしたら長く続く」という信頼の積み重ねを大切にしています。
W-KEEPER導入前、現場ではどのような管理方法で、どのような課題がありましたか。

導入前は、Excel・紙・Accessによる自社プログラムを用いたアナログ管理の限界に直面していました。当時私はまだ在籍していませんでしたが、手書きやExcelデータのずれによるミス、先入れ先出しの仕組み作りやロット管理などが大きな課題だったと聞いています。
業務拡大に伴い、より精度の高い在庫管理が求められていた時期でもありました。
導入の時期と、システム化を決断した背景を教えてください。
W-KEEPERの導入は15年以上前です。導入の決断背景は、まさに「事業拡大に伴う情報管理のシステム化の必要性」でした。
ちょうど当社もロジスティクス事業だけではなく他の事業を拡大しており、それに伴って大幅なシステム化を進めていく必要がありました。その中で物流部門ではWMSを導入する方針となり、そのシステムとしてW-KEEPERを採用しました。
東は騎西・西は西宮。通常版とEC版を使い分け、7本のW-KEEPERが10拠点をカバーする大規模構成

W-KEEPERをご利用いただいている拠点と、その業務範囲を教えてください。
現在、W-KEEPERは合計7本が稼働しており、東日本と西日本の2大拠点を中心に10拠点をカバーしています。東日本では騎西(きさい)物流営業所、西日本では西宮(にしのみや)物流営業所を中心に、W-KEEPERを運用しています。
一般の荷主様向けのものと、大口の荷主様向けのものとを、騎西と西宮の2拠点でそれぞれ配備し、合計で7本動かしています。埼玉、静岡、兵庫、岡山といった地域にまたがる10拠点体制で、それぞれの拠点がどちらかのW-KEEPERに接続して業務を行っています。
複数拠点で同じ基盤を活用できるため、荷主様ごとの運用ルールに合わせながらも、各拠点で安定した物流オペレーションを実現しています。
通常版とEC版の使い分け、マテハン連携版について教えてください。
W-KEEPERは通常版(B2B向け)とEC版(B2C向け)を荷主様によって使い分けています。
東の騎西は比較的B2Cの荷主様が多く、食品や冷凍食品、化粧品などの幅広い商材をEC版で運用しています。
西の西宮のほうはB2C向けの出荷も行っていますが、生協様向けの出荷も多いです。そのため、通常版とEC版を荷主様の業態によって使い分けているイメージです。
さらに、先ほどお話しした大規模な出荷が多い荷主様には単独で入れています。それは完全にマテハン版(マテリアルハンドリング連携版)です。作業は機械化されているラインを使用しており、そちらのデータ取り込み等でW-KEEPERを利用しています。

数あるWMSの中からW-KEEPERを選ばれた決め手は何でしたか。
最大の決め手は、物流会社ならではの運用に合わせて課金・請求機能を一緒に作り上げられたことです。
WMSには請求機能が備わっていないものも多かったのですが、三谷コンピュータに相談し、荷主様ごとの入庫量や作業内容をもとに請求書を発行できる機能を実装していただきました。
業務に合わせて必要な機能を積み重ねながら、システムを共に育て上げていけると感じたことが、W-KEEPERを選んだ決め手になりました。
荷主様ごとの帳票カスタマイズからEC検品まで。現場に定着したW-KEEPERの実力
複数荷主様への対応において、W-KEEPERが役立っている点と課題を教えてください。
W-KEEPERの最大の優位性は、荷主様ごとに帳票や管理項目を自由にカスタマイズできる柔軟性です。
必要な帳票や管理項目は荷主様によって異なりますが、その違いに柔軟に対応できる点は非常に助かっています。現場の運用に合わせて帳票を調整できるため、それぞれの荷主様に合わせた管理が実現できています。
一方で、荷主様ごとに最適な運用を実現できている反面、統一化の難しさも生んでいます。

新しい荷主様の業務立ち上げや、流通加工・セット組みの活用状況はいかがですか。
新規立ち上げについては、導入して長いので慣れている部分があり、非常にスムーズに動いています。
導入当初はインターフェース構築などで調整を重ねましたが、現在ではインターフェースも含めて荷主様単位で設定ができるため、追加や変更が当社で完結できています。いつの間にか荷主様が増えているという状態です。これまで数多くの荷主様の立ち上げを経験してきたことで、現場にもノウハウが蓄積されています。
新しい案件でも既存の運用経験を活かしながら準備を進められる点も、大きな強みになっています。
流通加工の面では、セット組みやロット管理を利用しています。長年運用しているため、現場では改めて効率化を意識する場面は少なくなりました。しかし、使い始めている荷主様に関しては在庫を管理しやすくなっています。旧来のやり方で運用していたところも、セット組みのシステムを使うようになってからより改善されています。
現場でよく使われている機能と、スタッフの操作習熟度について教えてください。

現場で最も使っているのはEC検品機能とハンディ端末で、新しく入ったスタッフも1〜2日で操作を覚えられるほど定着しています。
当社はEC案件が多いため、各現場の検品工程で活用しています。検品や送り状の発行など、必要な機能を日常的に使用しています。
現場では決まった機能を中心に利用しているため、操作方法が浸透しています。新しく配属されたスタッフへの指導に時間をかけず、日々の業務を通じて自然と習得できる環境です。
「本当にお互い信頼できるパートナー」。三谷コンピュータの正直で親身なサポートが15年以上の関係を支える

W-KEEPERをご利用いただいている一番の理由と、サポート面での具体的なエピソードを教えてください。
W-KEEPERを使い続けている一番の理由は、三谷コンピュータの「迅速で相談しやすいサポート体制」です。
三谷コンピュータへ相談すると、こまめに対応していただけるのは、システム側の人間として非常に助かっています。新規業務で「こういう動かし方をしたいが、できるだろうか」「このやり方で業務を回したい」という相談を持っていくとしっかりと話を聞いてもらって、「こうすれば対応できると思いますよ」というところまで、提案いただいています。
困っているときに相談できる場所があることを心強く感じています。
三谷コンピュータの対応で、他社と違うと感じられる点はありますか。
三谷コンピュータの特徴は「正直さ」と「親近感」です。
分かることはすぐに回答いただき、判断材料が足りない場合には憶測で答えるのではなく、「まず調査します」と率直に伝えてくださいます。そのうえで原因をしっかり確認し、再発防止まで含めて対応していただけるので信頼しています。
安定稼働について、稼働当初から現在までの変化を教えてください。
現在は非常に安定して稼働しています。稼働当初は調整が必要な場面もありましたが、その都度、三谷コンピュータが丁寧に対応してくださり、一つずつ解消してきました。
その積み重ねが、現在の安定稼働につながっています。現在では日々の業務を支えるインフラとして定着しており、大規模な物流オペレーションを継続するうえで欠かせない存在になっています。
なくてはならない存在へ。長年の安定稼働がもたらした導入効果と、クラウド化への展望

導入効果について、W-KEEPERなしで回すことを想像できますか。
W-KEEPERなしで回すことは到底想像できません。15年以上前に導入されているので、あるのが当たり前になっています。
逆に、今から昔のようなExcel管理に戻るとなった場合、現場は業務を継続できないほど困ると思います。W-KEEPERがなければ作業のスピードはすぐに低下しますし、人員も足りなくなります。もちろん、管理業務も対応できなくなります。
長年使っているので、現場にとっては空気のように溶け込んでいる存在です。日々の物流業務を支える基盤として欠かせないシステムになっています。
荷主様との信頼関係や、W-KEEPERのネームバリューについて変化はありましたか。
導入当初と比べると、W-KEEPERをご存じの荷主様が増えてきているように感じます。長年にわたる安定稼働の実績が積み重なったことで、W-KEEPERのネームバリューは確実に定着してきており、荷主様への安心感につながっています。
今後の展望と、システム導入を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。
今後はクラウド化にも期待しています。当社としても事業拡大を見据えながら、今後も三谷コンピュータと一緒により良い物流基盤を築いていきたいと考えています。
導入を検討されている企業様へのメッセージとしては、導入当初は調整が必要な場面もありますが、伴走しながら運用を積み重ねていくことで、より使いやすいシステムになっていくと思います。
業務に合わせてシステムを一緒に育てながら、長期的な視点で伴走してくれるパートナーがいることは非常に心強いと感じています。三谷コンピュータとは、これからもそのような関係を続けていきたいと思っています。

FAQ
この記事の内容に関連して、よくある質問をまとめています。
可能です。
帳票や管理項目を荷主様ごとに自由にカスタマイズできます。ロット管理など、当時他社WMSでは対応が少なかった機能も備えており、多様な運用に柔軟に対応できます。
耐えられます。
7本のW-KEEPERが10拠点をカバーし、通常版(B2B)とEC版(B2C)の使い分け、マテハン連携版まで含む大規模構成で長年安定稼働しています。
低く抑えられます。
現場スタッフは1〜2日で基本操作を習得可能。ハンディ端末による検品工程が標準化されており、新しいスタッフも早期に戦力として活躍できています。
あります。
荷主様ごとの入庫量・作業量に基づく請求書発行機能をWMS内で実現。他社WMSでは対応が少ない中、流通サービス様とともに作り上げてきた機能です。
ご導入企業様との信頼関係を大切にしながら、継続的にサポートします。
こまめに対応し、新規業務の相談には具体的な提案で応える体制です。困ったときにすぐに相談できる距離感と親身なサポートが三谷コンピュータの特徴です。
企業プロフィール
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企業名
株式会社流通サービス
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本拠地
埼玉県草加市遊馬町769-1
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設立
1974年10月
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業種
生協向け配送、化粧品・食品の流通加工・受託業務(総合物流業)
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従業員数
5,006名(パートタイム雇用含む)